人気絶頂の美声ソプラノ、サラ・ブライトマンより届けられた、ファンにとって嬉しい1枚である。何曲かのポピュラー・ソングのほかに、ブライトマンはオルフの「カルミナ・ブラーナ」、プッチーニの「私のいとしいお父さん」(オペラのソプラノ歌手のほとんど誰もがほかでは好演している)、モーツァルトの「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」からアレルヤと、野心的な抜粋曲を歌っている。これをクロスオーバーのディスクと呼ぶ人もいるだろうし、芸術家を気取りたいポピュラー歌手をフューチャーしたレコーディングとみなす人もいよう。いずれにしろ、ブライトマンのファンは彼女を愛するし、それ以外の人は愛さないだけの話。テノールのホセ・クーラとの2曲の二重唱は、オペラの歌唱は実際にどのように聴こえるべきか、そのことを聴き手に思い起こさせる。(Robert Levine, Amazon.com)

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 ・ レコチョク Best : Sara Brightman 06. Time to Say Goodbye (1997)

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